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乾癬の新薬情報

皮膚の炎症で痒みを伴い、赤く発疹がでる乾癬という持病を持っている人は、大変つらい経験を繰り返しながら、暮らしていると思います。ずいぶんとさまざまな薬を試されても、なかなか改善に至らなかったという人も多いかもしれません。原因不明とされる病気ですので、その確かな効果のでる薬や治療法がないことで、大変つらい思いをされている人もいるでしょう。

最近、乾癬新薬が出来たというニュースがあります。その薬は国からすでに承認されて、今年はじめに、厚生労働省が認可をしたもので、すでに日本国内のいくつかの病院でも、検討されはじめているようです。いままでは、塗り薬や紫外線療法、漢方薬、温泉療法等、さまざまな方法で、患者さんが試してもなかなか効果がでなかった人は、この新薬に期待が集まっているようです。

この乾癬の新薬は、2週間に一度、「ヒュミラ」という皮下注射と、外来で「レミケード」という薬で点滴をする治療法です。この療法を行うことで、いままで乾癬のかゆみや赤みが取れなかった人が効果を発揮したという治験も発表されています。また、この療法をすることで、かつて毎日塗っていた薬を塗らずにいても大丈夫になったという声も出ています。

とりあえず、いままで治験を行った人には、副作用が見られなかったようで、効果もそれなりに出ているようです。ただし、この療法を続けることは、結局費用も高額になってゆくので、その点は懸念されています。しかし、いままでいろいろな薬を試しても、あまり効果がなかった人でも、効果がでる可能性は高いといわれています。これからの患者さんの動向に注目をしたいところです。

乾癬が「治らない」と医者に見捨てられた方が殺到する治療室として、有名です。

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